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さく

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店長の「さく」です。
ザクになれなかったサクです。
キモネコのサクです。

ラッキー☆ドメインは、中古ドメインの販売のみに特化した、シンプルなお店です。




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中古ドメインの効果とグーグルの限界 | スケールと消費電力のコンフリクト


中古ドメインは筋肉増強剤(ドーピング)


以下の説明は、あくまで1つの考え方です。SEO効果を保障したり、ペナルティ回避を保証するものではありません。

そのような前提条件として、読んでください。


ページランクの高い中古ドメインとは、検索エンジンにとってどんなものなのか?というと、自動車でたとえるならエンジンで、ページランクが高いほど(エンジンが大きいほど)、上位表示効果があるとご説明しました。

もう少し踏み込んで説明すると、中古ドメインは、陸上競技選手の筋肉増強剤(ドーピング)に成りえると言えます。被リンクの操作をおこなうことは、グーグルはペナルティ行為であると明言しています。

グーグルから見ると、中古ドメインを使った被リンクは、通常のページランクの低いブログなどからの被リンクより、はるかに強力なドーピング(筋肉増強剤)に当たります。

中古ドメインを筋肉増強剤にしないで使う方法は、メインサイトとして運用していれば、それは筋肉増強剤ではなくドーピングではありません。ただ、その運用している中古ドメインから、作為的なリンクを作成すれば、それはドーピングであるといえます。

重要なことは、世界最高記録をつくっても、ドーピングとわかれば、記録は残りません(ベン・ジョンソンとかがそうですね)。


中古ドメインでも、グーグルのリンクペナルティを受けては意味がありません。中古ドメインは、ドーピング(筋肉増強剤)であるという認識を持ち、グーグルの検査にひっかからない、そのような使い方をする必要があります。


グーグルのアキレス腱 スケールと消費電力のコンフリクト


皆様が知りたいのは、検索エンジンは、中古ドメインからの作為的なリンクを、100%検出できるのか?ということでしょう。これは、不可能です。


100%検出可能なほど、現代のコンピュータ技術は発達しておりません。


すでにグーグルは、限りなく高い精度で、自作自演のリンクを抽出できるシステムを、かなり前から開発済みでしょう。これは、いままでのペンギンアップデートや、通常のリンクペナルティなどより遥かに細かなフィルターで検出する、とても優れたペナルティシステムです。


しかし、現実には、そのようなペナルティシステムをグーグルは運用できていません。


これは、なぜなのか?


答えは、グーグルという検索エンジン(ソフトウェア)そのものではなく、ハードウェアの方に秘密があります。


グーグルは、世界中のWEBサイトのテキストデータ、画像、動画など、さまざまな形式のデータを、日々、蓄積しています。そして、その全てに順位づけを定期的におこなっています。

それは、私たちが考えたこともないような、とてもとても大きなデータです。そのすべてのデータを解析し、順位づけをするのです。

もし、順位づけをするプログラムが、今より複雑になったらどうでしょうか?

順位づけの処理が終わるのは、いままでと同じハードウェアで、いままでと同じ時間で済むでしょうか?


それは、今まで以上に時間がかかりますね。では、グーグルの調査プログラム(スパムフィルター)を、よりマス目の細やかな、精密なフィルターに変えたらどうなるでしょうか?

いままで以上に時間がかかります。どのくらいかかるでしょうか?

たとえば被リンクスパムに対してペナルティを与えることを目的とした、ペンギンアップデートのペナルティプログラムの処理時間は、約90日と考えるのが、もっとも説明がつきやすい考え方です。

グーグルとしては、ペンギンアップデートのようなペナルティプログラムを3か月に1度しか実施できないというのは、かなり頻度が低く、本来なら、もっと頻繁にペナルティプログラムを動かしたいはずです。


しかしおこなっていません。


ペンギンアップデートは、つまり、90日間、答えを出すのに時間がかかるということです。いまのペナルティプログラムでも、そのくらいの時間はかかっているのに、もっともっと正確なスパムフィルターを適用したらどうなるでしょうか?

結果は10年後ということにも成りかねないのです。


では、もっと速いコンピュータにすればいいんじゃないか?という疑問が湧いてきます。

ここからは専門的になりますが、グーグルは、巨大なスーパーコンピュータやメインフレームというコンピュータを使っているのではなく、皆様が普通に使っているのと大した差はないPCサーバ(X86アーキテクチャ)をつかっています。

では、どうやって、世界中のデータを処理するかというと、それを並列につないで、分散して処理をします。

これを分散処理と呼びます。


分散処理の良いところは、処理能力が足りなくなったら、コンピュータを追加することで簡単に処理能力を必要な分だけ上げることができることです。

このコンピュータを増やすことで処理能力を上げることを、スケール するといいます。

しかし、グーグルが抱えているデータは、私たちの想像を絶するほど大きなデータになってしまい、コンピュータを追加すると、その分、消費電力が増えます。


スケールは、1台コンピュータを追加すると、そのコンピュータが消費する電力がそのまま、総消費電力に追加されます。

先ほど、少し言葉にでた、スーパーコンピュータやメインフレームとは、どういうコンピュータかというと、1台のコンピュータにCPUが何十枚と搭載されていて、それでいて、ボードは1〜数枚、冷却ファンの数も少なく、電源ユニットも1つ、(通常、メインフレームなどの大型コンピュータは、冗長化といい、1系統が壊れても止まらないように2系統以上)です。


しかし、グーグルが使っているサーバはこれとは大きく異なり、PCサーバです。1台のコンピュータに搭載されているCPUは1〜数枚、ボードは1枚、冷却ファインも1つ、電源ユニットも1つといったように、処理能力を高めるために必要なCPUの数に対し、その他のさまざまなユニットが多すぎる(普通のコンピュータと大して変わらない)ため、増やせば増やすほど、無駄に電力を消費してしまうのです。


つまり、グーグルは、精密で優秀なスパムフィルターを作ることはできても、それを動かすコンピュータが無いのです。それを動かそうとすると、現在の何倍ものPCサーバを増やさなくてはいけなくなり、その結果、けた外れの電力を消費してしまい、電力で赤字になりかねないといった、かなり難しい状態にあります。


これが、グーグルのアキレス腱 スケールと消費電力のコンフリクト の正体です。 このため、中古ドメインを筋肉増強剤のように、使っても、注意して使えば検出できないのです。

では、無制限に使っても大丈夫か?というと、それほど、検索エンジンのスパムフィルターの能力は低くはありません。

つまり、使いすぎは、やはり良くないということです。中古ドメインは、用法、用量を適度に使うのが重要です。


次回はHaswell(ハズウェル)について、説明します。

Haswellは、パンダやペンギンと比較して、
インパクトの規模が全く違う、異次元の変化をもたらす可能性があります。




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